家の敷地内や保有している土地に電柱があると邪魔ですよね。
邪魔な電柱ですが、電柱があると「電柱敷地料」として少しだけお金がもらえます。
今回は電柱敷地料について書いていきます。
手続きは難しくないので、もらえるものはもらってちょっと得しませんか。
電柱敷地料とは
電柱敷地料とは家の敷地内や保有している土地に電柱や支線が立っていたらもらえるお金です。
電柱を設置するための土地の使用料として電力会社やNTTからもらえます。
電力会社やNTTから連絡は来ないので、自分で連絡をして手続きをする必要があります。
電柱敷地料でもらえる金額
電柱や支線1本あたりの1年間でもらえる金額は次の通り。
正直、金額は多くないので少しお得な程度です。
田 | 1,870円 |
畑 | 1,730円 |
宅地 | 1,500円 |
山林等 | 215円 |
住宅の場合、電柱や支線1本につき年間で1,500円もらえます。
電柱が2本あれば1,500円×2本で3,000円になります。
電柱1本と支線が1本でも、1,500円×2で3,000円になります。
電力会社とNTTの両方がある場合はそれぞれで1,500円なので、合計3,000円もらえます。
電力会社かNTTかは、電柱についているプレートで確認できます。
ちなみに、支線とは下のイラストを参考にしてください。
電柱から斜めに張ってある黄色のカバーがついているものが支線です。
電柱や支線の数、電力会社やNTTのどれがあるかでもらえる金額が変わってきます。
電柱敷地料をもらうには
電柱敷地料は、電力会社やNTTに連絡をして手続きをしなければいけません。
敷地内に電柱や支線があれば、管轄の電力会社やNTTに問い合わせをしてください。
電力会社とNTTの両方がある時は、それぞれに問い合わせをする必要があります。
私は中国地方に住んでいるので、中国電力に電話をしました。
「敷地内に電柱があって電柱敷地料の手続きをしたいのですが…」と伝えれば大丈夫です。
手続きの連絡をする時には、電柱番号が必要となります。
このような感じで電柱にプレートがあるので、番号を控えて問い合わせをしてください。
問い合わせをすれば書類が届くので、記入して送り返せばOKです。
手間に感じますが、難しくはありませんでした。
さいごに
電柱敷地料について書いてみました。
電柱は邪魔ですが、手続きをすればお金がもらえます。
もらえる金額は少ないですが、せっかくなので手続きをしてみてください。
コメント